Pico-8を買ったはなし

Slashです。

 

先日Pico-8を買いました。

 

名前だけ聞いてもピンと来ない方が多いと思いますが、

簡単に言うとゲーム開発ツールみたいな物です。

ですが、公式サイトを見ると「空想上のゲームコンソール」と書いてあります。

実はこのソフトはゲームを作るだけでなく、世界中のユーザーがこのツールを使って開発したゲームを自由に遊ぶことができるのです。

しかも遊ぶ方法も多様で、

このソフトにデータを取り込んで遊んだり、公式サイトの掲示板に投稿することでソフトを持っていないユーザーでも遊ぶことが出来ます。

もう一つの遊ぶ方法がとてもユニークで、

自分の作ったゲームをpng形式で出力することができます。

png形式は通常は画像ファイルを扱う形式ですが、

Pico-8が出力するpng形式のデータは少し特殊で、

自分のホームページなどに埋め込むだけで簡単に遊ぶことができます。

ここが少し面白いなと思いました。

 

ここまで遊ぶ方法を紹介しましたが、ゲームを作る面においてもこのソフト特有の面白さがあるので書いていきたいと思います。

皆さん「Pico-8」という名前を見て何か分かりませんかね...?

名前からにじみ出るレトロ感から分かるように、このソフトは

最近のCGをバリバリ使うゲームを作るようなソフトではなく、

ファミコンを彷彿とさせるようなレトロな雰囲気のゲームを作るソフトです。

しかしただレトロなゲームを作るだけのソフトではないんです。

ゲームを作る側にも昔を思い出させるような仕様があり、

昔のBASICを搭載したゲーム機を思い出させるような

同時発色数制限やサイズ制限などたくさんの制限の中でゲームを開発していくことになります。

言語はBASICではなくLuaですが、その言語もこのソフト用にカスタマイズされており

とても使いやすい物になっています。

 

今はまだ日本人のユーザーが少なく、日本語のマニュアルはほぼ無い状態ですが、

プログラミング経験者の方は多分楽に始められるのでは無いかなと思います。

自分も今勉強中ですが、個人的には文法や命令なんかはとても覚えやすいと思います。

 

ということでPico-8については以上です。

何だか宣伝みたいになりましたが何もありませんから!!!

それでは。